かんそうぶん

作品感想・音楽・ただのつぶやき/過去の感想はnoteに書いていたものを移動したものです

【ドラマ感想】最愛6話

色々とまとまらなかったので書くか迷ったのですが、とりあえずいつも通りの殴り書きです。

5話から続き相変わらずひねくれた目線での感想になってますので閲覧にはご注意ください。といいつつ前回も注意書きしましたが閲覧数が大きく減ることはなかったので皆さん寛大な心で読んでくださったのか、同じような感想になった方も多かったのでしょうか。何であれお読みいただきありがとうございます。

 

優がすんなりと受け入れたのが意外だった

自分がどうなるか加瀬に聞かされた時の優の表情がただの驚きだけには見えなかったから解放されたことについてほんの少しでも嫌悪感のようなものを持つのかなと思ったんだけど、出てきたらすんなり梨央のお迎えを受け入れていたのがちょっと意外だった。結局は自白することで自分の中にあるもやをスッキリさせたかっただけなのかな。

 

 

宮崎と加瀬の共闘

加瀬が宮崎に優の病気について上にかけあってもらうようにお願いして、宮崎がそれを承諾した時のシーンがまるで2人の共闘のようだなと思った。加瀬は宮崎を無意識にライバル視してるのかなと思ってたけど、梨央のためだったら共闘もするんだね。

優が釈放されて出てきた時に加瀬が 優のことで色々と動いてくれた、刑事としてはダメだけどって宮崎のことを言ってたけど いやそれはあなたのシナリオ通りなんじゃない?ってすごく冷静に思ってしまった。わざわざ宮崎を通して上に優の病気についてを伝えなくても別ルートですでに対応できていたわけだし、むしろ優や梨央と全くの無関係なわけではない宮崎にそれを託すこと自体、捜査陣の中で宮崎の印象が悪くなってしまうのはわかりきったことだと思う。なんだかまた違和感というか、発言をそのまま純粋に捉えることができない。加瀬さんだからか。加瀬さんを怪しい人にしたいのかな私(笑)

 

 

荒ぶる山尾さん

前半で宮崎に忠告する山尾さん、それだけで済ますの優しいよ~。他局の刑事ドラマだったら宮崎は速攻で捜査からおろされてしまい独自で捜査をしていく…ってなると思う(もはやドラマの方向性が違いますね)。見方によってはそれだけ山尾は宮崎のことを信頼しているってことなのかもしれないし、だからこそ加瀬からの情報を渡された時に飼い慣らされてんじゃねぇよみたいな発言もしたのかなと。お前はどっちの飼い犬なんだよふざけんなよ的な。

結局優は釈放されてしまいそれについてジャケット振り回しながらめっちゃ荒ぶってる山尾さん、もはや袖が腕に巻きついてて荒ぶってる感が増し増しでしたね。そういえばどこのシーンだか忘れたけど、すごいシリアスだったのに直後「ん?なんて?」って山尾さんがきょとんとなってたのがすごく面白くて思わず「んふっw」ってなってしまった。あのコントラストすごく良い。人ってナチュラルに「んふっ」て言葉出るんですね、自分にびっくり。

 

 

ようやく橘の存在がはっきりしてきた

後藤に救出されてから「もう殺されてもいいかなって思ったんですよね」って言ってたけどトランク空けられた時にはめっちゃ騒いで取り乱してたし、「こうまでならないと注目もされない、社長みたいに何もしなくても注目される人もいるのに不平等ですよね」みたいなこと言っててまさかここにきてただの承認欲求の塊なの?って思ったら最終的に「不正は見逃せない」って正義面しててすごいブレブレなキャラ設定だなと。何がしたいのかわかんない。けど後藤へ言ってる言葉自体にもそれぞれ橘なりの意味があるとしたら、今後の展開でどうなるかだな~という感想です。

 

 

後藤の高笑いの不気味さ

梨央に「優がどうなるか決まった後のことはよろしくお願いします」って言われた時の後藤の気持ちってどんなだったんだろう。今後の展開であの高笑いにどれだけの気持ちが籠ってたのかが変わってくるような気がしてて、あの高笑いだけでいくらでも後藤の内面予想が変わる=不気味感だなと思った。

 

 

魔性の女

自分から会いたいと言っておいて、電話で「これで最後にしようと思う」って言っちゃうのずるい。それやられたらたぶん余計に追いたくなるものでしょう、魔性だな。「勝手に決めんな」って宮崎の言葉はごもっともだし、梨央はいつだって身勝手。宮崎のことを思ってと言いながら、会いたいという思いは叶える。そしてそこに宮崎の気持ちは何も汲まれていない、この時点でもうダメだ~私この子本当にダメだ~となりました。梨央はずっと相手のために、と言いながら全部自分の思う通りにしていく。そしてそんな自分を全然わかってないし、相手のためという気持ちは本当に純粋に思ってる。そこが怖い。もうそう見えちゃうから全然胸キュンしないし感動もできてない。

 

 

全員怪しいからどんな結末にでもなれるし難しそう

みんな怪しい(中の人たちの演技力の強さ含め)から、誰がどう事件に関わっていても良いしどんな結末でも描けてしまいそう。そしてそれって実はとても難しいことなのでは?皆が強キャラだとそれを全て活かすのがとても難しそう。全て活かせるなんてことはできない話なのかもしれないけど。1話冒頭の梨央の手についた血は果たして誰のものなのか、誰のものでも結末とそこに至るまでの過程が見物だなと思います。

 

 

謎を謎のままに、むしろ謎を大きくするためにあえて小出しにしていくスタイルだとどうしてもこっち?そっち?どっち?先週はこっちじゃなかった?みたいになってしまうので、自分としては全部見終わってからの方があのシーンのあの表情はきっとこう思ってたんじゃないのかなとか、ここからの心の動きはこう変化したんだろうなとか色々と想像するのを楽しめる気がしています。なのでもう毎週見るじゃなくて最終回まで一気見したい(笑)