かんそうぶん

作品感想・音楽・ただのつぶやき/過去の感想はnoteに書いていたものを移動したものです

【ドラマ感想】最愛7話

ドラマ感想、殴り書きです。推理や考察よりもやっぱりキャラの表情からくる何かを掴んだり心情の移り変わりを想像したりするのが楽しいし好みなんだなという感想です。

 

宮崎は逃げてるわけじゃないよね…

宮崎に言われた言葉をそっくりそのまま返した優だけど、そもそも宮崎は梨央を追いかけていてそれを振りほどいて会わないと決めたのは梨央の方だし、宮崎は梨央の気持ちを尊重して会わないと決めていたんじゃなかったっけ…?だから宮崎は逃げてたわけじゃないと思うんだよなぁ。たぶんあの台詞を宮崎から優への後に優から宮崎へと言わせることでより盛り上がりを狙ったんだろうし、恐らく多くの視聴者はもちろん盛り上がったとは思うのだけど、私はまたそこで冷静になってしまった。

でも梨央は優になぜ二人が会わないと決めていたを詳しく話していないし(私はそこもずるいと思った)何も知らない優にしてみればもどかしいしあの言葉を宮崎に言いたくなるのもわかる気がする。優の立場からしてみたら確かにそうなるのかな。

 

 

姉であり母である梨央

加瀬さんと二人きりでいる時はたまに子供っぽくもありリラックスしてる感があったんだけど、優と三人でいる時は加瀬さんの前でもしっかりした「姉」になってる。たまにもはや母親にすら見える時があるのだけど、姉であり母親の役柄も担っていたのだろうから当たり前なのかもしれない。

優がいる、それだけで誰と一緒にいてもしっかりものになってしまう。別にそれは梨央にとっては何も苦ではないのだろうけど、加瀬さんと二人きりでいたときの梨央本来の無邪気さが薄れてしまって不思議な感じがする。もちろん優の前で無邪気な時もあるけど、それも姉としているのが前提に思えてしまう。優がいない寂しさの中でも無邪気でいられた梨央と、優がいるけどその無邪気さが消える梨央。どっちが本当の梨央なんだろうと思うけど、どっちも梨央でありその違いがわかる演技なのがすごいなって思った。

 

 

パブロフの犬になれない

珍しく後半ではなく中盤で宇多田ヒカルさんの歌と宮崎・梨央のシーンが来てここで流すのか~と。二人のエモいシーン(エモいの使い方間違ってたらごめんなさい)でこの曲が流れるたびにきっと胸が締め付けられ感動する人が多いのだろうけど、私はまたあぁこれかと冷静になってしまう。どうして私はパブロフの犬になれないんだろう。歌もとても素敵だし確かにあのメロディは情緒をくすぐってくる。二人とこの曲。二人のもどかしい距離感に悶えたい。純粋に二人の光景を美しいと思いたい。でもそうなる前に冷静に おきまりのやつきましたね、って思ってしまう。悲しい…。悲しいよ…。

 

 

キスできるのにしない距離感

おっ、キスするのか、しない~!のシーン、あの二人が笑い合うのはとても微笑ましかったしむしろ安易にキスしなくてよかった。今のこの二人なら見つめ合う行為の方がキスをするという行為より何倍も濃い時間な気がする。

その後に二人でごみを投げ合って笑いあってる本当になんてことないシーンが本当に美しくて、久々にちょっとジーンときた。ああいうのに私は弱いんだよね。そのちょっと前の三人でご飯を頬張るのも、優が作ったご飯がお父さんが得意な牛丼だったのも、本当にささやかな幸せがそこにぎゅっと詰まっていてキラキラしていた。

 

 

前を向こうと言える人達

加瀬が優に言ったことや宮崎が梨央に言った「前を向こう、もしもを考えるよりこれからを考えよう」みたいな言葉達は、立ち止まってしまっている人達にとって時に両刃之剣になると思うのだけど、二人ともタイミング的に優や梨央の背中を押すナイスタイミングだった。

あれをさらっと言える人は自分もそれなりに色んなことを乗り越えてきてその経験値から相手の状況や気持ちを真剣に考えた上での人か、そもそもなんの苦労もせずに進んでこれた人のどちからかな気がするし、加瀬や宮崎はたぶん前者だからこそなんだろうな。でもなんかそこまで重みを感じられなかったのはなんでなんだろう。あれかな、もう優も梨央も進み始めた人達だからなのかな。完全に止まってる人に言う時と進み始めた人に言う時とはまた重みも変わってくるから。そこなのかもしれない。

 

 

橘の微笑み

橘の結末はそうなるよなというのが予想ついてたのであんまり意外性はなかったけど、橘の表情が素晴らしくて見惚れてしまった。橘が醸し出す重苦しいもやのような空気感も彼女のずっと何かを抱えて生きてきたということがわかるし言葉よりも饒舌だなぁと思った。

真実が知りたいのも不正を暴きたいのも全ては「罪を犯した人間は報いを受けるべき」というその一心からだというのが彼女の過去の重さを物語っているし、前に進んでいても彼女の中の本当の時は止まったままだったのかもしれない。勝手な憶測でしかないけれど、もしかしたら記者として様々な不正を暴いても暴いても本当の意味では満たされなかったのかもしれない。

梨央に向けた「私は息をするのも精一杯で生きてきたのにあなたは~」っていうくだり、暗闇の中でずっともがいて生きている人は光を浴びて生きている人の中にもその光を浴びるためにものすごい努力をしている人や実は暗闇から這い上がった人もいるんだってことをわからない、だからそんな言葉を向けてしまえるし自分の中にある煮え切らない何かを一瞬でも解放しようとしてるのかもしれないなと。わかることができないほど暗闇をずっともがいているのかもしれないし、でもだからといって何をしてもいい何を言ってもいいわけでもないよな、みたいな気持ち。難しいんですよね本当に。どこにも正しさや間違いはなく同時にどっちもあるみたいな。

梨央にあなたが…(渡辺の父親を殺したのか)と問われた時に微笑んでいたことがもし答えだとしたら、「罪を犯した人間は報いを受けるべき」という言葉がまさにブーメランとして返ってくるし、それでも覚悟した上でそうせざるを得なかったのかもしれない。微笑んだだけなので決定的なことはまだ何もわかってないけどね。

 

 

後藤は何をしたいのか

後藤の詰めがあまりにも甘すぎて本当にこの人は何がしたいのか?となるし、この後藤を信頼して野放しにしてる梨央母の真意も果たして…という感じ。あとは加瀬も会社の不正を立場上知らないわけがないと思うのでなんでみんなこんなに野放しし放題なのかしら…と色々と疑いの目で見てる。

 

 

今回は橘だったけど次は誰が深く描かれるんだろう。やっぱり散らばった話よりも一人一人が深く描かれてそれが演じられている話が私は好みなんだなぁと改めて思いました。

 

【ドラマ感想】最愛6話

色々とまとまらなかったので書くか迷ったのですが、とりあえずいつも通りの殴り書きです。

5話から続き相変わらずひねくれた目線での感想になってますので閲覧にはご注意ください。といいつつ前回も注意書きしましたが閲覧数が大きく減ることはなかったので皆さん寛大な心で読んでくださったのか、同じような感想になった方も多かったのでしょうか。何であれお読みいただきありがとうございます。

 

優がすんなりと受け入れたのが意外だった

自分がどうなるか加瀬に聞かされた時の優の表情がただの驚きだけには見えなかったから解放されたことについてほんの少しでも嫌悪感のようなものを持つのかなと思ったんだけど、出てきたらすんなり梨央のお迎えを受け入れていたのがちょっと意外だった。結局は自白することで自分の中にあるもやをスッキリさせたかっただけなのかな。

 

 

宮崎と加瀬の共闘

加瀬が宮崎に優の病気について上にかけあってもらうようにお願いして、宮崎がそれを承諾した時のシーンがまるで2人の共闘のようだなと思った。加瀬は宮崎を無意識にライバル視してるのかなと思ってたけど、梨央のためだったら共闘もするんだね。

優が釈放されて出てきた時に加瀬が 優のことで色々と動いてくれた、刑事としてはダメだけどって宮崎のことを言ってたけど いやそれはあなたのシナリオ通りなんじゃない?ってすごく冷静に思ってしまった。わざわざ宮崎を通して上に優の病気についてを伝えなくても別ルートですでに対応できていたわけだし、むしろ優や梨央と全くの無関係なわけではない宮崎にそれを託すこと自体、捜査陣の中で宮崎の印象が悪くなってしまうのはわかりきったことだと思う。なんだかまた違和感というか、発言をそのまま純粋に捉えることができない。加瀬さんだからか。加瀬さんを怪しい人にしたいのかな私(笑)

 

 

荒ぶる山尾さん

前半で宮崎に忠告する山尾さん、それだけで済ますの優しいよ~。他局の刑事ドラマだったら宮崎は速攻で捜査からおろされてしまい独自で捜査をしていく…ってなると思う(もはやドラマの方向性が違いますね)。見方によってはそれだけ山尾は宮崎のことを信頼しているってことなのかもしれないし、だからこそ加瀬からの情報を渡された時に飼い慣らされてんじゃねぇよみたいな発言もしたのかなと。お前はどっちの飼い犬なんだよふざけんなよ的な。

結局優は釈放されてしまいそれについてジャケット振り回しながらめっちゃ荒ぶってる山尾さん、もはや袖が腕に巻きついてて荒ぶってる感が増し増しでしたね。そういえばどこのシーンだか忘れたけど、すごいシリアスだったのに直後「ん?なんて?」って山尾さんがきょとんとなってたのがすごく面白くて思わず「んふっw」ってなってしまった。あのコントラストすごく良い。人ってナチュラルに「んふっ」て言葉出るんですね、自分にびっくり。

 

 

ようやく橘の存在がはっきりしてきた

後藤に救出されてから「もう殺されてもいいかなって思ったんですよね」って言ってたけどトランク空けられた時にはめっちゃ騒いで取り乱してたし、「こうまでならないと注目もされない、社長みたいに何もしなくても注目される人もいるのに不平等ですよね」みたいなこと言っててまさかここにきてただの承認欲求の塊なの?って思ったら最終的に「不正は見逃せない」って正義面しててすごいブレブレなキャラ設定だなと。何がしたいのかわかんない。けど後藤へ言ってる言葉自体にもそれぞれ橘なりの意味があるとしたら、今後の展開でどうなるかだな~という感想です。

 

 

後藤の高笑いの不気味さ

梨央に「優がどうなるか決まった後のことはよろしくお願いします」って言われた時の後藤の気持ちってどんなだったんだろう。今後の展開であの高笑いにどれだけの気持ちが籠ってたのかが変わってくるような気がしてて、あの高笑いだけでいくらでも後藤の内面予想が変わる=不気味感だなと思った。

 

 

魔性の女

自分から会いたいと言っておいて、電話で「これで最後にしようと思う」って言っちゃうのずるい。それやられたらたぶん余計に追いたくなるものでしょう、魔性だな。「勝手に決めんな」って宮崎の言葉はごもっともだし、梨央はいつだって身勝手。宮崎のことを思ってと言いながら、会いたいという思いは叶える。そしてそこに宮崎の気持ちは何も汲まれていない、この時点でもうダメだ~私この子本当にダメだ~となりました。梨央はずっと相手のために、と言いながら全部自分の思う通りにしていく。そしてそんな自分を全然わかってないし、相手のためという気持ちは本当に純粋に思ってる。そこが怖い。もうそう見えちゃうから全然胸キュンしないし感動もできてない。

 

 

全員怪しいからどんな結末にでもなれるし難しそう

みんな怪しい(中の人たちの演技力の強さ含め)から、誰がどう事件に関わっていても良いしどんな結末でも描けてしまいそう。そしてそれって実はとても難しいことなのでは?皆が強キャラだとそれを全て活かすのがとても難しそう。全て活かせるなんてことはできない話なのかもしれないけど。1話冒頭の梨央の手についた血は果たして誰のものなのか、誰のものでも結末とそこに至るまでの過程が見物だなと思います。

 

 

謎を謎のままに、むしろ謎を大きくするためにあえて小出しにしていくスタイルだとどうしてもこっち?そっち?どっち?先週はこっちじゃなかった?みたいになってしまうので、自分としては全部見終わってからの方があのシーンのあの表情はきっとこう思ってたんじゃないのかなとか、ここからの心の動きはこう変化したんだろうなとか色々と想像するのを楽しめる気がしています。なのでもう毎週見るじゃなくて最終回まで一気見したい(笑)

 

【ドラマ感想】最愛5話

ドラマ感想さくっと殴り書きのつもりだったけど書いてたら長くなってしまいました。

後半は「泣けた~!姉弟の愛美しい~!」って純粋な感想をお持ちになった方は読まないでください。めちゃめちゃ屈折した感想なので…。あと、考察ではなくてただの感想ですのでよろしくお願いしまーす。

 

個人としての宮崎ではなく刑事としての宮崎

優に辿り着いてからの宮崎、姉弟を追いかける宮崎、個人としての宮崎と刑事としての宮崎が揺れ動いているのがすごくわかって切ない。微妙な視線や声の震え、呼吸の間とかに見入ってしまう。揺れ動きながらやはり刑事として行動する宮崎だけど、その中にも全てを確かめ明確にすることで二人を救いたいという気持ちがあったらいいな。そしてその宮崎の側にいる桑田がめっちゃフラットなの、フラットすぎてむしろ怖いわ。刑事としているからなんだろうけど、なんていうか心を感じない…いや、全く感じないわけじゃないんだけど、宮崎との対比がめちゃめちゃはっきりしてるなと。

 

記憶はないけど記録がある優の辛さ

「記憶はないけど記録がある」っていう優の台詞を聞いた時に、ケイゾク 真山の「真実なんてのは本当は存在しない、曖昧な記憶の集合体で それが真実の顔して堂々とのさばってるだけだ」みたいな台詞(うろ覚え)をなぜかふと思い出した。現時点で記憶がなく記録がある優はまるでそれの逆パターンに思える。曖昧な記憶の集合体が全くなく、記録だけが真実としてのさばっている。その現実が優にとってどれほどの恐怖であり絶望であり辛さであるのか、安易に想像できるものではないので(だって優にしかわからないのだもの)余計に苦しくなる。

 

後藤と橘の立ち位置

なんていいますか、今のところ後藤と橘がなぜこの話に必要なのか全くわかんないんですよね。配役的にもっとぐいぐい刺し込んでくるのかと思ってた。橘、きっと今までだって危ないこと平気でやってきた記者なんだろうからなぜあんな簡単に捕まるのが意味わからない。もっと用意周到にことをこなした上でそれでも捕まるなら納得なんだけど。後藤が「あなたバカなんですか」みたいな台詞言った時にそれな!って思ってしまった(笑)なんか二人とも現時点でもったいなすぎて…だからこそここから二人がどんな風に事件に関わるのかを楽しみにしたいと思います。あんまり期待はしないけど。

 

加瀬さんが狂気じみた愛の持ち主だとしたら

先週はめちゃめちゃ人間味あって可愛くてほのぼのしたんだけど、今週の加瀬さん見てたらなんか違和感。後藤から得た情報を見ながらさてどうするかと考えてる時も、恐らくは純粋に見れば梨央のためにどう動くかってことなんだろうけどなんか違う角度で捉えてしまった。梨央から助けてってメッセージが届いた時も、なんだかそれが来るのが当然かのように落ち着いていてざわっとしちゃった。まさかとは思うけど、梨央を助けることが目的であえて梨央が自分を頼らざるを得ない状況を野放しにしておくようなタイプだとしたら怖い。梨央には自分しかいないのだからと長年刷り込ませてきたような人間だったらめっちゃ怖い。怖いけどそういう加瀬さんも見てみたい、きゃ~!(これは考察ではなくあくまでもただの想像です。)

 

光石さんのターンきた!!!

お父さんすぐに亡くなってしまっていやいや待って!早い!って思ったけど、やっと光石さん登場。ビデオメッセージの中のお父さんの苦悩、これを撮るまでにどれだけの事を考えてこれを撮ることを決断したのか、姉弟のことをどれだけ愛しているか、なんというか画面越しなのに形にならない様々な思いがぶわ~っと滲み出てきて苦しい。苦しいよこのドラマ。みんな誰かのためを思って行動していて、でもそれは本当に相手の救いになるのか?みたいなのをぼんやり思って見てた。

 

 

 

ここからの感想はドラマを見て純粋に「泣ける~!まじ泣いた~!姉弟の愛美しい~」ってピュアな感想になった人は読まないでください。残念ながらそういう感想ではないので。ピュアな感想を持てる人はどうかそのままピュアでいてください…お願い…。

 

【ドラマ感想】最愛4話

加瀬さんの火花バチバチ感可愛いがすぎる

加瀬さんの宮崎に対する対抗心丸出しな火花バチバチ感が最高に可愛すぎて悶絶した。質問されてムッとしたままなのとかなんかもう子供かな?梨央との仲を聞かれて思わず立ち上がって「家族です!」からの言い訳するかのようにもじもじしてるのも可愛いがすぎますって。それに対する宮崎の目線とかも絶妙すぎてとても良い。加瀬が宮崎に対してエレベーター前で昔からの梨央のことよく知ってるんだろう、でも俺の方が現在までずっと見てきてるんだからみたいな感じの雰囲気たまらんですね!

 

宮崎と梨央の二人の会話が一瞬の救いのよう

ご飯屋さんで宮崎と梨央が恩師の話したり昔話してる時の二人の時間が一瞬の救いみたいに見える。宮崎の笑顔が一瞬パッて映るんだけど本当に楽しそうに嬉しそうに笑ってるからそこだけ幸せな時間が広がってて余計に苦しくなりますね。店を出てから道端で梨央が感極まって宮崎に抱きついたときが1話?の時とダブる。良いシーンなんだけどそんな道端で刑事に抱きついてて写真撮られたりしないの?大丈夫なの?みたいに勝手に心配して集中力を切らしてしまった…。

 

山尾さんもぐもぐタイムありがとうございます

4話もパンかなんかもぐもぐしてた、可愛い。あとホワイトボードの前で食べてたのは何なんだろう、ちゃんと見ればよかった~そういう細かいとこすごく気になる…。「塩分もな~」ののばした言い方好きすぎる。あと仮眠とってた宮崎起こして梨央との関係聞いてる時のイケオジ感はんぱない、そのギャップよ…!てきぱき動いてたりもぐもぐしてたり普段からかっこいいと可愛いのギャップはあるけど、突然のイケオジ感はやばいから…!5話以降違う一面が見れるらしい(公式情報)なので楽しみ楽しみ。

 

そうだよね~あの子が弟だよね~

途中からあれ?この子たぶん弟なんじゃないのとは思ってたけど、気づくの完全に遅いわ。黒子の位置とか全然見てなかった(興味を持て)。加瀬さんとか山尾さんとか宮崎とかに気をとられすぎて全然考えてなかった!サスペンスドラマとか刑事ドラマとかはだいたい流れにパターンがあって何通りか推察すれば当たるんだけど(特にシリーズものはわかりやすい)完全なるサスペンスドラマじゃないし恋愛も絡んでくるから全然考えてなかった。一人一人の感情の動きが気になってもうそれどころじゃない。あんなにわかりやすかったのに~!ちょっと悔しい(笑)

 

終盤での宇多田ヒカルの音楽

終盤の良いところで宇多田ヒカルの曲が流れて胸がぎゅっとくるところ、「遺留捜査」の終盤の良いところで小田和正の曲が流れて胸がぎゅっとなるところにちょっと近いものを感じる。ただ、「遺留捜査」だと内容によっては結構泣いちゃうこともあるんだけど今の所このドラマの終盤でべそべそ泣いてることはないので、これから泣いちゃうこともあるのだろうか。ドキドキ。

 

次回からはもう感想書かなくてもいいな~って思うのに、見るとまた勢いで書いてしまうこのループは一体いつまで続くのでしょうか…。

 

【ドラマ感想】最愛3話

相変わらず感想を思い付くままつらつらと。

 

宮崎ハイスペック

車のナンバーを一回見ただけで覚えているの、右京さんかよ?って思ったけど、捜査資料で何度かナンバー見てるとしたら覚えていても当然か。でも怪しい男の子が以前の監視カメラの画像の子ってすぐにピンとくるあたりやはりハイスペックですね。主人公補正なのかな。

 

梨央の泣きがマジ泣き

弟くんが失踪した原因が自分のせいだって泣いてる時の泣き方がマジ泣きで本当にすごいなって思った。あの、泣きながら呼吸がやばくなるやつ絶対苦しい。顔も赤くなってるし、あれは本当にガチ泣きだなって見ながら一緒に苦しくなりました。しんどい。

あと加瀬さんから梨央への弟の「幸せ」についての言葉がうん、そうね。みたいな気持ちになった。弟が幸せか幸せじゃなくなったかどうかは梨央が決めることじゃなくて弟自身ががどう思うかで、勝手に決めつけんなよって見ながら思ったんだけど、でも梨央としては、梨央の立場ではそう思ってしまうんだよなぁみたいななんとも言えない気持ち。だからこそあのガチ泣きが辛い。そして回想が終わってからの現在の梨央の表情がきっと色んなもの越えたり置いてきたりしてここまで辿り着いてきたんだろうなって顔ですごいなって思いました。

しかしサスペンスドラマを見すぎていると弟くんは本当に生きてるんだろうか?その筆跡は本当に弟のものなのかい?って勝手に疑ってしまう(笑)

 

加瀬さん、昔より今の方が人間味を感じる

加瀬さんて過去だとなんとなく瞳に色がないというか、ぼんやりしてるというかふわぁっとしてるというか人間味があんまり感じられないんだけど(やや無機質)、現在だと要所要所で表情があって人間味を感じる気がする。年齢と共になのか、梨央といることによるものなのか。どうなんだろう。

 

モグモグ山尾さん可愛いかよ

サンドイッチ?モグモグする山尾さん可愛いかよ。ほっぺた膨れてて小動物か。あと振り返った時に誰もいなくなってる現象、あ、これくるなって思ったら案の定(笑)山尾さんはドラマ内での癒し、オアシス的存在なのか…インタビューチラッと読んだら結構細かいとこまで考えられてるようでなるほどな~ってなりました。そういう所も楽しみ。

 

どうしてセキュリティガバガバなんだよ

ドラマあるあるなんだとは思うけど、どうして脅迫状届いてるのに梨央を控え室で一人にしてるんだよ?でかい会社なんだからせめてSPのひとりくらいつけとけよ~てかなんなら加瀬さんずっと一緒にいろよ~なんでそんなガバガバなんだよ~って脳内つっこみしてました。実況してたらたぶんすごいつっこんでたな。ドラマですからね。危ない目に合わせるためには一人にしておかないとね。わかるけどつっこまずにはいられない(笑)

先週は宮崎が梨央を守ったけど、今回は加瀬さんが守ったっていう、あの体ごともっていって守るやつがそれぞれなの演出憎いです。追いかけてきた宮崎きたー!と思ったら宮崎じゃない加瀬ぇぇぇ!!!みたいな。双方の梨央との心の距離感、一緒に過ごした時間の距離感、実際の距離感とかがそれぞれだなって思うから余計になんかわ~!ってなる。

 

誰かを助けたり幸せにしようとするのは大変だ

宮崎と梨央それぞれの立場でのそれぞれの経験値でのそれぞれの…って感じ。宮崎は大変さを身に染みてわかってる上でブレないなって思う。あれはまさしく主人公。視点が多角的だけどフラットだし刑事向きなのかな。梨央は多くの人のために~の前に「弟のために」があるから弟絡みではブレないかもしれないけど宮崎ほどの純粋さや真っ直ぐさは無い気がするからある意味梨央の方がしんどいかもしれない。えぐさはありそう。泥まみれになっても汚れないピュアさ=宮崎と 泥まみれになって汚れた上でそれでもピュアであろうとしながら信念を貫こうとする=梨央みたいな感じ?なんか違うけどうまく表現できない。(あくまでも勝手な見解です)

 

方言と手

最後の病院の待合室?みたいなスペースで梨央と宮崎が二人だけで話してる時に急に方言きたの距離つめてきたな、友達としての方言なのかなって思った。刑事と事件関係者だから出会ったんだしそこはもう変えられないものなんだけど。それでも急に方言だしてきたのはなんかもう あ~宮崎よ~!ってなるし、見つめ合いながら宮崎の手がね、両手握りしめてるんだけどちょっとパーにして一瞬だけ片手がほんの数ミリ梨央の方に傾くの。でもまた自分で握りしめるの。それが見ててもどかしくて、距離感~!ってなりました。無意識なのか演技なのかわかんないけどそこにすごくグッときてしまった。

 

謎についてはあまり進まず。来週は果たしてどうでしょうか。

 

【ドラマ感想】最愛2話

はい!ドラマの感想をただつらつらと書くだけの記事です。

時系列順不同思い付くままレッツゴー!ネタバレ見たくない人は戻ってくださいませ~!

 

弟、お前だったのか

渡辺刺したの弟だったのか~!梨央でも寮生でもなくお父さんでもなかった~!でもお父さんなんらかの後処理はたぶんしてるよね?弟くん、その時の記憶がないのがせめてもの救いなのだろうか。5年後の失踪は自主的?それとも他者によるもの?謎。

 

主人公たちの表情に目が釘付け

梨央や宮崎の表情のひとつひとつがとても良くて…!

弟の携帯の動画を見る前、弟やおばぁちゃんに会った時の表情はまだ柔らかかったのに、動画を見た後に弟と話している時は明らかに違うんだよね。一時呆然としてるんだけど、決意した後はわかってしまった人の顔(語彙力が足りない~)なんだよな。弟は記憶が無い、姉も記憶はなかったけど動画を見て事実を知る、恐らく記憶は無いままであろう弟と事実をずっと抱えて背負って生きて行く姉っていう対比辛い。

梨央が夢を叶えるために社長をしながら行動してることを知った時の宮崎の顔が最高によかった。あの、表に出さないようにしようとしてるけどつい出ちゃう、嬉しくってついにやけちゃう、刑事としているんだけど刑事としてじゃなくて宮崎として感情が思わず出ちゃう感じがもう、そういうの好き~!ってなる。そういう絶妙な感情を出せるのすごいな~って思うし、松下さんが出てる他の作品も見てみたいなぁと思うくらいでした。

 

梨央の化粧が濃い時は戦闘服みたいなものなんだろうか

やたら化粧が濃いなっていうときの梨央の凄みがすごいんだけど、あれは戦闘服みたいなもんなんだろうか?化粧濃くなくてもじゅうぶん演技で滲み出てると思うけど、化粧が濃いことによってさらになんか毒々しいのになぜか透明感を感じる不思議。ライト多めに当ててますか?宮崎たちの質問に答えてる時のATフィールド発動してますみたいな感じと、その後加瀬と一緒に仲よくお弁当食べてる時の柔らかい梨央が全然違くてそこの対比もすごいなって思った。

 

宮崎の心の広さよ

陸上のマネージャーとラーメン食べてるときに、マネージャーを一切責めないのすごいなって思う。自分の人生他人に狂わされているのに、それでも相手だって人生狂ってるんだからって言えてしまうのすごい。マネージャーに「自分だって被害者だろ」って言ったのは何にも悪気なく本心からなんだろうけど、それを受けての涙をためながらマネージャーが言う「私は被害者なんかじゃない」っていう言葉の重みがすごかった。それは皆の人生を狂わせてしまったから加害者だという意味なのかそれとも自分の身に起きたことを被害だと思いたくない一心からなのか。どういう気持ちであれを言ってたんだろう。

 

元リケジョのつっこみをさせてくれ

どうしても気になる、梨央が白衣をはおってラボらしき場所を見てる場面。髪の毛結んでないし白衣の前は開いてるし…。社長だからきっと直接研究してるわけじゃないんだろうしユニフォームみたいなもんなのかも、白衣の前を開けてるのは女優さんの服を見せるためなんだろな~とは思うんだけど。白衣が何かに引っ掛かってはずみで倒しちゃったりしたらやばいやんとか顕微鏡見るとき(それに限らず他の作業でもだけど)髪の毛絶対邪魔とか思ってしまう…。実際に従事してる人たちは髪の毛結んでたからそこはちゃんとわけたのかな。そもそもドラマなんだからそういうのいちいち気にしちゃだめってわかってます、わかってますよ!わかってるけどついそういう目線で見てしまうううう。

 

山尾みたいな上司ください

宮崎たちが会話してる後方で山尾がぼやけてる場面あったけどぼやけてるからこそ余計に気になって目がいってしまう、演出にくいな~。あと椅子に座って寛いでいるときのサンダル~素足にサンダル~!あれは山尾の中でオンオフ切り替えなのかしら?山尾、ぼそぼそ声なときも良いけど結構な大きい声出ててる時もそれはそれで良い~。テキパキ動いててこの人きっと仕事できるんだろな~って素直に思う。山尾みたいな上司がほしいよ~。

 

公園のんびり加瀬さん可愛かった

公園でのんびりしてる加瀬さん可愛かった。可愛かった(大事なことなので二回言いました)。加瀬はどういう気持ちで梨央のことを守り続けてきたんだろうね。まだわかんない~。でもそこが良い。現在の梨央とのやり取りがとても微笑ましい。過去の家族でご飯の中に一緒にいて、政信に嫌味言われた時の対応がとてもフラットすぎて、この人は一体どんな気持ちでいるんだろうな仕事だからって割りきってるのかなってすごい気になった。井浦さんだから安易に想像できない…そしてそこが良い。

 

色んな人達のそれぞれの会話、終始なんだか胸が押し潰されそうになって泣けてしまいそうになる。人間~!ってなる(語彙力無さすぎだろ)。

展開気になるので来週も楽しみです。

 

【ドラマ感想】最愛1話見てみた

前半エグすぎて脱落しそうになった

前半途中から話がエグすぎてしんどかった…見ながら心臓ドキドキするし呼吸が乱れてきてしんどくて危うく脱落しかけたよ…。でも後半になって展開面白くなってきたから続き気になる。

お父さんの気持ちを考えるとつらい

話の中では決定的なことは何も触れてないからあやふやだけど、とりあえず何かしらやばいことは絶対起こってるわけで、それもお父さん知ってるっぽいしなんならどっか行って何かしてきたんじゃないか的な演出もあるわけじゃないですか(ミスリードかわからんけど)。その後の電車見送る時どんな気持ちで見送ってたのかなとか考えるともう…!子供たちのこと守るって言ったのに途中で死んじゃうのとか死んでも死にきれないよな…。しかも第一発見した弟の気持ちも考えるとしんどい。あの瞬間絶対やばい。そもそもあの死は全然事件性ないのか?(サスペンスの見すぎだととりあえず全てを疑う癖が発動)

 

途中途中で差し込む光が綺麗すぎて

不穏な中で途中途中に入り込む風景の綺麗な光が、ふわっとただただそこにある美しさがなんとなく救いのような、逆に美しすぎて全く救われないような、なんか不思議な感覚。

 

今後の加瀬が気になる

宮崎が捜査で加瀬に会った時に宮崎は加瀬のこと認識してるんだろうなって思ったけど加瀬は宮崎のこと認識してないのかな?過去に宮崎は加瀬のことみてるけど加瀬は宮崎と対面はしてないから認識はしてないのかな~現在であの二人が顔見合わせて話したときの一瞬の間と表情が気になってしまった。そもそも井浦さんだからなんかありそうって勘ぐってしまうのやめたい~(笑)でも役柄的になんかあってほしい~(笑)

 

捜査会議、あんな良い声で捜査内容説明されるの最高すぎるのでは

山尾、良い声で説明するから捜査内容すごくわかりやすそう。あんな上司いたら仕事めっちゃ頑張れそうよね…。指示する時なかなか台詞長くない?って思ったけどすごい滑らかだった。ツダケンさんそもそも役者さんでもあるからか演技に違和感全然なかったですね。最後の語尾がのびてるところが個人的にとても好き(笑)

 

音楽好みだと思ったらやはりの横山克さん

劇中の音楽好みだわ~って調べたらやはりの横山克さん。「福家警部補の挨拶」とか「絶対零度(シーズン3・4)」の音楽とても好みでした。「夜行観覧車」の音楽もやってたんですね。

他の方もそうだけど、ドラマで気になる音楽担当の方って調べるとだいたいアニメの音楽とかもやってて、そうなんだ!ってなることが多い。でも聞くと確かになんかわかる。

 

謎な部分は謎のままだしさらなる事件も発生してて今後の展開気になるのでとりあえず今後も見てみようかなと。あまりにもエグくなって精神的に耐えられなくなってきたらいつでも脱落しよう!という軽い気持ちで見ようと思います(笑)