かんそうぶん

作品感想・音楽・ただのつぶやき/過去の感想はnoteに書いていたものを移動したものです

【ドラマ感想】最愛9話

ドラマ感想殴り書き、推理や考察よりも演技と役柄の内面の想像についての感想です。あくまでも勝手な想像・憶測なのであしからず~。

 

山尾さんの絶妙に憎たらしい笑顔

桑子がペンの情報を持ってきたときも、宮崎と蕎麦屋で話をしているときも、絶妙に憎たらしい笑顔なんだよな~。人懐っこいように見えて、なんていうか絶対裏がありますよねみたいな。お前ら思う通りに動いてくれたな~っていう愉悦も混ざったような、なおかつ色気もある絶妙な笑顔でなんかすごく憎たらしかった(笑)みんなお前のために動いてるわけじゃないんだぞ、事件解決したいから動いてるだけだぞ勘違いすんなよって誰か言ってやってよ~って思うけど、 たぶんそれすらもわかった上で肥やしにしちゃうタイプなんだろうな、ちくしょう(笑)なんか憎めないけど憎たらしく感じてしまう、そこが憎い~!

 

会社のトップとして、母として

理央母は自分は母親としてはダメだったみたいなこと理央に伝えていたけど、謝罪会見を開いて全部自分が背負うことで自分に目を向けさせ理央に矛先が向かないようにしたことが彼女なりの母親としての娘を守るやり方だったんだろうなと。前回までは飄々としすぎてなんか腹黒そうだなという雰囲気だったけど、会社のトップとしているがゆえの飄々さだったのかなと思う。いちいち揺るがないという姿勢みたいなもの。

後藤さんはめちゃめちゃ取り乱してたからなんで後藤さんにちゃんと伝えてやらなかったんだよってつっこみたくなった(笑)けど、理央母としてはもしかしたら言わなくても後藤ならわかってくれると踏んでのことなのかな~と。でも後藤はあんな状態だからこそちゃんとどういう意図があって一人で背負ったかということと、後は任せたって言ってあげてほしかったな。言わないで後藤が取り乱すまでがその後に続く流れのセットなんだろうから仕方ないんだろうけども。

息子との目線と微笑みだけのやり取りは理央には画面越しでの母親としての姿勢を見せた形とは違う、それこそ何も言わなくてもきっとわかってくれるだろうという暗黙の了解が見えた気がする。理央とは築けなかった親子としての何か。

 

一瞬で切り替わる表情

理央も加瀬さんも他の人物も、要所要所で表情が一瞬でガラッと切り替わるのがすごい。内面の様子、覚悟や焦燥やそれぞれの人物がその時々で持つ感情をその一瞬で伝えてくるのすごいな~!って思う。

一瞬で切り替わる表情とは別に、じんわりと微妙な感情が出てる表情の時もあってそれはそれでまたその小さな感情の動きをほんの些細な表情の違いであらわしているのも本当にすごいなと思う。そういうの見るのがすごく好き。そして引き込まれる。

 

演技の見ごたえがあると嬉しくなるしウキウキしちゃいますね。そんなとこばっか見てます。